『フルオーダーメイドマリッジリング』
6月に晴れて結婚されるご夫婦から依頼された完全特注の結婚指輪をご紹介。ご夫婦の希望であるシンプルかつ、特徴的なデザインなものを作りたいと依頼を受け制作。
角を立たせたスクエアシルエットに、フラットな面取りがリング全体をシャープなシルエットに。表面にほどこされた「艶消し仕上げ」は思わず触りたくなってしまう、しっとりとしたなめらかなテクスチャーが魅力的。マットで落ち着いた印象を演出できる「艶消し仕上げ」は男性も身につけやすく、普段はあまりアクセサリーを身につけない方にもおすすめ。
内側と側面を鏡面に仕上げることでできる、表面との美しいコントラストが特徴的で、素材はプラチナを使用、奥様の指輪にはダイヤモンドを1pc、玉留めで仕上げシンプルに仕上げております。
完全特注で作る結婚指輪は世界で一つしかない一生ものの証となります。
ZENOARKSでは全て日本の職人が一つ一つ心を込めて制作しているので細部までこだわったデザインと確かな技術で生み出す高品質な一生を共にするにふさわしい、こだわり抜いた結婚指輪をお作りいただけます。
「6月の花嫁」「6月の結婚」を意味する「ジューンブライド(June Bride)」は、多くの女性が憧れる結婚式として有名です。6月に結婚式を挙げると一生涯にわたって幸せな結婚生活を送ることができると言われています。
そんな幸せな記念に携わったのでジューンブライドの由来も少しご紹介します。
ジューンブライドとは・・・
日本の6月は、梅雨の時期です。暖かい季節ではありますが、雨が多いため結婚式に適した月とは言えません。そのため、戦後にジューンブライドが広まるまで、6月に結婚式を挙げるカップルは少なかったようです。しかし、ジューンブライドが広がった現在の日本では、ジューンブライドに憧れて6月の挙式を希望するカップルが増えています。では、6月に結婚式を挙げる「ジューンブライド」にはどのような意味があるのでしょうか。
6月に結婚式を挙げる由来は、ローマ神話の主神・ユピテルの妻である女神ユノを由来とする説が最も有力です。ユノは結婚や出産、育児の象徴とされており、女性や子供、家庭の守護神とも言われています。ローマ神話では1月から6月まで、それぞれの月を守る神がいます。結婚の象徴であるユノが守っている月が6月です。6月は英語でJune、ユノはアルファベットでJunoと書きます。このことからも、ユノが6月の英語名ジューンの由来になっていることが分かります。「6月に結婚すると幸せな結婚生活を送ることができる」と言われる理由は、結婚の女神ユノが6月を守護していることに由来しているといわれています。
日本の結婚式の歴史も少し紐解いてみますと
日本の結婚式の期限は「日本書紀」や「古事記」に記された日本神話におけるイザナミとイザナギだという説が有力です。それによると、天之御柱を中心にイザナミが右回りに回り、イザナギが左回りに回り、出会ったところで結ばれたことが結婚式の起源であるとされています。
平安時代になると、披露宴の先駆けとなる「露顕」(ところあらわし)が行われるようになります。
まず男性が女性の家に3夜続けて通い、女性の家では3日間男性とその従者をもてなします。3日目に妻側の関係者のみを呼び、新郎新婦を披露するために「露顕」を開くのですが、これが現在の披露宴の先駆けとなっているそうです。
江戸時代初期には新郎の家に新婦や仲人、両家の身内を集めていわゆる祝言を行うようになります。
新婚生活の初日に、新婦の家で祝いの席がもうけられることがあったそうですが、それも21時頃という遅い開始時間だったそう。
また武士の結婚は新婦が新郎の家に行って新婚生活が行われますが、庶民の間では新郎が新婦の家に行って新婚生活をする「婿入り婚」が多かったそうです。
庶民の間では自宅で行われることが多かった結婚式ですが、明治18年になると日蓮宗の僧侶・田中智學によって仏前結婚式の規定が定められ、仏教史上初の正式な結婚式とされます。
さらに明治33年、大正天皇(当時は皇太子嘉仁親王)と九条節子公爵令嬢が正装した二人が神の前で夫婦の誓いを立てる結婚式を行いました。
この皇族の結婚式が社会的に大きな反響を呼び、民衆の間で二人の結婚の儀をまねて神前結婚式が広まっていき、現在の結婚式につながっていきます。
日本の結婚式も古くからの歴史があり、大変興味深いですね。
我々が制作している「KANAME」もそんな歴史や伝統を現代に広める和のジュエリーブランドとして展開しています。
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